中村高等学校|デジタルパンフレット
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01 1930(昭和5)年にお披露目された校歌は、歌人与謝野晶子が作詞に携わっています。歌詞の中には、当時工業地帯だった深川の地を連想させる言葉や、これからの次代を担う女性、新たな女性像を表す言葉が見事に織り込まれている下町の女子校らしい校歌となっています。文化学院蔵与謝野 晶子(1878年−1942年)どんな場面でも自分で判断、行動し、人生を豊かにできる女性の育成を目指します。私たち中村は創立以来大切にしてきたことがあります。それは卒業までの生徒を見つめるのではなく、卒業後の10年、20年―。社会に出てから成長し続ける一人ひとりを見つめています。いつの時代も「機に応じて活動できる女性の育成」を目指して、「学びの環境」と「認知型学力と非認知型智力」でどこよりも安心して通える学校づくりを行ってきました。これからのあなたの未来に向けて115年目の中村はこれからも進化し続けてまいります。第4代校長の中村三郎は、「生徒の個性を尊重し、生徒それぞれがゆたかな心持ちで、のびのびと、たのしく学習させる。特に、清く、直く、明るく、健康第一をモットー」としていました。そしてその後、その思いが校訓として「清く、直く、明るく」、校是として「健康第一」となりました。第5代校長の小林珍雄は、校訓『清く、直く、明るく』をより具体的に表現しようと考え、自己の性格陶冶に重きを置く「わがままをおさえる」「ひとに迷惑をかけない」「ひとに親切をつくす」という生活目標を掲げました。さらにこれを「Self-control」「Self-government」「Social Service」と翻訳し、頭文字をとって3つのSとしました。清く明るく校歌SCHOOL SONGSelf-controlわがままをおさえる校訓SCHOOL LESSONS直くSelf-governmentSocial Serviceひとに迷惑をかけないひとに親切をつくす3つのS『機に応じて活動できる女性の育成』安心が育む成長、ここに。

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